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小倉駅2番ホームに立ち食いカレー店 新九協同
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週刊経済2025年9月24日発行号
在来線3・4番乗り場
飲食業、移動販売などを手掛ける新九協同㈱(北九州市戸畑区千防2丁目、濱田龍介社長)は8月1日、JR小倉駅在来線2番ホーム(3・4番乗り場)に立ち食いカレー店をオープンした。
名称は「小倉五街道 常盤橋咖厘(口へんに厘)(コクラゴカイドウ トキワバシカリー)」。店舗面積は約23㎡で、カウンターのみ。店内の床は以前のものを残し、これまでの歴史が感じられるような内装に仕上げている。メニューは「常盤橋咖厘(口へんに厘)」(税込み500円)など5種のカレーのほか、コロッケ(150円)、チーズ(同)、唐揚(200円)、カツ(250円)のトッピング、「小倉駅カレーパン」(380円)、「同プレミアム」(430円)もそろえる。同社が運営する移動販売を主とした生カレー専門店「瑠璃ズキッチン」のカレーソースを使用。生カレーは、牛骨ベースにさまざまな野菜がペーストになるまで長い時間煮込み、さらにまた玉ねぎを加えているのが特徴。平均客単価は600円。スタッフは3人。営業時間は午前8時~午後9時。
濱田社長は「小倉のシンボルでもある常盤橋は、九州各地にのびる諸街道の起点であり終点でもある。小倉駅を利用される皆さまに『いってらっしゃい』『おかえりなさい』と迎え入れる心をコンセプトにした」と話している。
同社は2011年9月設立。資本金500万円。従業員53人(パート・アルバイト含む)。移動販売のカレー専門店「瑠璃ズキッチン」、皿倉山展望台レストラン「天宮(てんきゅう)」などを展開している。

