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博多区東平尾1丁目に宿泊特化型ホテル 三笠商事


週刊経済2025年9月17日発行号

全12室、サウナも完備

レジャー施設や飲食店を運営する㈱三笠商事(福岡市南区高木2丁目、大川内重行社長)は8月1日、同市博多区東平尾1丁目に3階建ての宿泊特化型ホテル「十二ホテル」を開業した。

福岡市中心部の宿泊施設不足でホテル需要が高まっていることから、自社物件を改装してオープンした同社初の宿泊特化型ホテル。場所は通称「ユニバ通り」、東平尾1丁目交差点東側。全12室で居室面積は30㎡~78㎡。料金は1室あたり1万8千円から。全室にプライベートサウナを備え、サウナ客の需要も獲得していく。また、フロントには自動チェックイン機を設置し、フロント横には、宿泊客が無料で利用可能な飲食料品を揃えた大型冷蔵庫を整備することで、省人化を図った。

大川内社長は「部屋でサウナを体験できたり、大型冷蔵庫に約50種類の日本酒やワインを備えたりと、オールインクルーシブで楽しめるホテルを整備した。旅行客はもちろん、地元の人にも利用してほしい」と話している。

同社は1984年12月設立。資本金750万円。決算期は5月。従業員は9人。