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国際線3階で商業エリアを拡充 福岡国際空港


週刊経済2025年9月17日発行号

旧出国審査場跡地周辺に

福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区下臼井、田川真司社長)は12月5日、国際線ターミナルビル3階で商業エリアを拡充、九州初出展6店舗を含む計13店舗を新たにオープンする。

3月末に国際線ターミナルビルをグランドオープンしたFIACでは、内部改修を進めており、拡充する商業エリアは旧出国審査場跡地に展開、搭乗直前の旅客ニーズやインバウンド需要に対応する物販ゾーンとして店舗を配置する。店舗は九州初出店として家電のAirBicCamera、キャラクター雑貨のMOOOSH SQUISHY、エンスカイギフトショップ、和雑貨の天正堂 TENSHODO、洋菓子のButterButter、食品のもっとNIPPON!の6店舗をはじめ、博多織雑貨のHAKATAORI SANUI、文房具の伊東屋、衣料品のユニクロ、洋菓子のXXOCOA・ショコア、洋菓子のBUTTER&bee、コンビニエンスストアのセブン-イレブンの計13店舗。

そのほか、1階の到着ロビーには、インバウンドに人気が高いカプセルトイを取り扱うガチャワールドが九州に初出店、旧免税店区画でも、今後、食品売り場のリニューアルも予定している。今回の商業エリア拡充により、免税店を除く物販店数は現在の5店舗から19店舗まで増加する。

同社では「日本出発前に日本・福岡の魅力を再発見できる食物販や伝統工芸品、キャラクター雑貨などを取り揃えるほか、コンビニ、衣料品、家電などさまざまなニーズや利用シーンに対応できるラインアップとなっている」と話している。