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期中の投資マンション完成物件無く減収減益 コーセーアールイー中間期


週刊経済2025年9月17日発行号

売上高は29億3084万円

マンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2026年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比16・6%減の29億3084万円、経常利益が89・3%減の2632万円だった。

ファミリーマンション販売事業の売上高が17・6%増の18億3873万円と好調だったものの、期中に完成物件のなかった資産運用型マンション販売事業の売上高が37・9%減の7億40万円、セグメント損失が4060万円の赤字となったことが売上高、利益の減少につながった。営業損失は5236万円(前期は1億6364万円の黒字)の赤字、中間純利益は93・1%減の1195万円。

そのほかの事業は、不動産賃貸管理事業で、物件売却などに伴う管理会社の変更で管理戸数が前期比165戸減の3375戸となったものの、前期に物流倉庫取得関連費用を計上した反動増で売上高が6・2%増の1億7943万円、セグメント利益が66・9%増の4941万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が1・9%増の1億8187万円、セグメント利益が21・8%増の3824万円。不動産売買仲介業などそのほかの事業は、前期に販売用地を売却した反動で売上高が93・6%減の3038万円、セグメント利益が96%減の727万円だった。

通期連結は期首の計画通り、売上高が34・8%増の103億1千万円、経常利益が16・5%増の5億8400万円の増収増益を見込んでいる。