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北九州市の認定NPO法人など3団体表彰 第一交通産業創業者黒土始基金
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週刊経済2025年9月10日発行号
3回目の表彰式
一般財団法人第一交通産業黒土始基金(事務局・北九州市小倉北区馬借2丁目、代表理事・田中亮一郎第一交通産業㈱社長)は8月27日、同区のリーガロイヤルホテル小倉で社会貢献活動に取り組む3団体を表彰した。
地域経済の持続的な発展に向けた活動や、地域福祉の向上に貢献する取り組みを続けた全国の中小企業・団体から3社を選出した。受賞したのは、路上生活者や生活困窮者に対して食料や就労支援、住宅確保など包括的な支援活動を展開している認定NPO法人抱樸(北九州市八幡東区荒生田2丁目、奥田知志理事長)。漂着ゴミのリサイクル活動や環境に配慮した資源管理、企業との連携によるCSR活動など、環境保全と社会貢献の実践が持続可能な地域社会の実現に貢献している公益財団法人タカミヤ・マリバー環境保護財団(同区前田企業団地、髙宮俊諦代表理事)。放課後等デイサービス「こっしーらんど」や生活介護事業所を運営し、障がい者が地域社会で活躍する場を創出している㈱Cossy(福岡市早良区室見1丁目、越村章子社長)の3団体で、それぞれ表彰状と記念品の楯、副賞の100万円が贈呈された。
同基金は、大手タクシー会社の第一交通産業創業者、故黒土始氏が2億円の私財を投じて2022年8月に設立。3回目の表彰式だった。

