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サステナグロースカンパニーアワードで大賞 シャボン玉石けん


週刊経済2025年9月10日発行号

環境負荷低減など評価

無添加せっけんメーカーのシャボン玉石けん㈱(北九州市若松区南二島2丁目、森田隼人社長)は8月21日、「サステナグロースカンパニーアワード2025」で大賞を受賞した。
㈱船井総研ホールディングス(東京都、中谷貴之社長)が主催する企業表彰。持続的な成長を実現した上で、地域や業界を変え、社会や国家にもより良い影響を与えられる存在を目指す企業をサステナグロースカンパニーと定義し、選定・表彰するもの。アワードの取り組みを通じて、社会に著しい貢献が期待できる法人や組織および個人の健全な発展を支援し、社会の進展に寄与することを目指している。25年度のアワードは、約1万2千社の選考対象から、審査基準に照らして業界のモデルとなる 50社をノミネートし、最終審査に進んだファイナリスト企業33社の中から特に優れた14社の授賞を決定した。 シャボン玉石けんは、「生活者に寄り添い人にも環境にも優しい無添加せっけんの製造・販売を続けてきたこと」や、その価値訴求によって堅実な企業成長を実現してきた点、環境負荷の低減やスマートファクトリー化など、近年のサステナビリティやDXへの取り組みが評価された。同社では「受賞を機にさらに安心、安全の輪を広げていきたい」と話している。