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東京支店開設で首都圏を本格開拓 グリード
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週刊経済2025年9月17日発行号
初年度売上5億円目標
投資用木造アパートの企画開発などを手掛ける㈱グリード(福岡市博多区祇園町、齋藤隆行社長)は9月1日、東京都港区に東京支店を新設し、首都圏での営業活動を本格的に開始した。
県内で培ったノウハウを武器に、首都圏市場の開拓と新規事業の展開を目指す。新設された東京支店は、同区海岸の汐留ビルディング3階に開設。責任者は齋藤隆行社長が兼務する。従業員は福岡からの赴任者1人と現地採用の4人を加えた5人体制でスタートする。初年度の売上目標として5億円を掲げている 。
東京進出を決めた背景について、同社は「福岡で培った経験をもとに首都圏で挑戦したい」としており、首都圏市場の本格開拓を主な目的としている。今後は主力である投資用木造新築アパート事業に加え、買取再販なども視野に入れ、地域に密着した企業を目指す方針だ。今回の東京支店開設を足がかりに、会社全体として「2030年までに年商100億円越えの企業を目指す」という長期ビジョンを掲げている。
同社は2007年5月設立。資本金1千万円。従業員数は29人。2024年4月期の売上高は27億1300万円。

