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4棟目の物流施設を須恵町に建設 福岡地所


週刊経済2025年9月3日発行号

完成は来年9月

福岡地所㈱(福岡市博多区住吉1丁目、榎本一郎社長)は7月、粕屋郡須恵町の物流施設建設に着手した。完成は来年9月。

名称は「ロジシティ須恵」で同社4棟目の物流施設。場所は同町植木の吉田海運ロジソリューションズ 須恵第二物流センター南側で九州自動車道福岡ICから約3㎞の立地。敷地面積は1万732㎡、建物は4階建てで延べ床面積1万9817㎡、倉庫は3層で2階事務所がある。庫内は梁下有効天井高5・5m(3階のみ6・5m)、床荷重1・5トン/㎡で最大2テナントの入居が可能。庫内には垂直搬送機2基、荷物用エレベーター2基を設置する。また2階と3階の庫内に作業用空調を備え、外壁には金属断熱サンドイッチパネルを設置するなど作業環境の快適化を図る。環境面では、建物屋上に太陽光発電設備を設置し、発電した電力を施設で自家消費するほかBCP対策では非常用発電機を設置する。