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タクシーのデザインコンテストで6人を表彰 福岡市タクシー協会
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週刊経済2025年8月27日発行号
最優秀賞は松島小の照山さん
(一社)福岡市タクシー協会(福岡市博多区比恵町、安川哲史会長)は8月3日、福岡市内の小学5・6年生を対象としたタクシーデザインコンテストの入賞6作品を表彰した。
同コンテストは地域に密着した公共機関としての認知度を高めるため、毎年8月5日のタクシーの日に合わせて実施しており、今年で7回目。今回は市内89校から917作品の応募があり、最優秀賞は、鮮やかな黄色の色使いでスポーツや福岡の食文化など表現した松島小学校6年生の照山葵元(てるやま・きりもと)さんの「はみだせ!福岡!」を選出。ほか優秀賞に城南小6年の三根あさひさん、筑紫丘小6年の寶未来さん、塩原小5年の韓承元(ハン・スンウォン)さん、野多目小6年の古賀太一朗さん、有田小6年の上方虹侑さんの作品を選んだ。
当日は櫛田神社(同区上川端町)で表彰式があり、安川会長と審査員を務めた九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科の柴村毅彦教授がそれぞれの受賞者に表彰状を手渡した。閉会後は、福岡市内とその近郊を半年間走行するラッピングカーの出発式を開催した。
柴村教授は「想像と創造の両方の高さが求められる『デザイン』に真剣に向き合ってくれたことによって選ぶのが難しいほど、クオリティの高い作品の数々だった。タクシーに乗る人を目的地に安全に運ぶだけでなく、思い出までもより良いものにしていくだろう」総評を述べた。
同協会は1956年6月設立。法人91社、4247台、5つの個人タクシー協同組合1352台の計5599台で構成する。

