ＡＩを使ったＰＲ動画制作サービスを開始　ＳＯＴＲＹ

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週刊経済2025年8月20日発行号

先着１０社限定

ＡＩ映像制作の㈲ＳＯＴＲＹ（福岡市博多区博多駅中央街、斉藤建一社長）は８月１０日、ＡＩを使ったＰＲ動画制作サービスを開始した。

動画には生成ＡＩで受注企業の社長を再現した「ＡＩ社長」を登場させ、企業独自の技術力や職場環境を紹介する。ＡＩ社長に話させたい文章や声などの情報を提供すると、最大１分の動画を３本制作する。多言語対応も可能。料金は２０万円（税込・初期設定費込）から。撮影は９月初旬から順次開始し、１０月末の納品を予定。完成動画は各企業のＹｏｕＴｕｂｅ公式チャンネルや就職説明会で公開し、若手技術者の採用促進、および企業ブランド向上に活用してもらう狙い。

同サービスは福岡県の「技術系企業ＰＲ動画作成支援補助金」（２次募集）の活用対象で、適応された場合は制作費の２分の１（上限１０万円）が県から支給される。申請期間は９月２０日まで。

斉藤社長は「現在は県内の半導体装置部品メーカーなど技術系企業を中心に受注している」と話している。