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認定施設第1号にエフラボ九大病院 福岡バイオコミュニティ
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週刊経済2025年8月13日発行号
産官学によるイノベーション加速を
研究開発支援、ベンチャー育成、人材育成、交流・連携、情報発信等を柱にコミュニティ発展を推進する福岡バイオコミュニティ推進会議(久留米市、鈴木蘭美会長)は7月、今年度創設した認定制度の第1号施設として福岡地所㈱(福岡市博多区住吉1丁目、榎本一郎社長)が九州大学病院敷地内に建設中のインキュベーション施設「エフラボ九大病院」を認定した。
エフラボ九大病院は6階建て延べ床面積9665㎡、1階にはスタートアップが利用するコワーキングスペース、シェアラボ、シェアオフィスを設置、2,3階は九大病院の関連機関、4~6階は最小54㎡の占有ラボとなっている。認定証交付式で榎本社長は「ここでスタートアップ企業が成長してマーケットでの価値が上がり、九州大学にも還元できるエコシステムの構築に向けて、当社は福岡グロースネクストでの経験も生かし、ビジネスマッチング、ベンチャーキャピタルへの紹介など、様々なアクセラレーションをスタートアップに提供して成長を加速させたい」とあいさつした。

