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雷雨や熱中症対策で職場環境改善を実施 福岡国際空港
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週刊経済2025年7月30日発行号
ランプサイド休憩室の設置など
福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区、田川真司社長)は6月25日までに空港でグランドハンドリング業務に従事する従業員を対象に空港内の職場環境改善を実施した。
FIACが事務局を務める「TEAM FUK(チーム福岡空港)」が進める空港で業務に従事する人たちのES(従業員満足度)向上の一環による取り組み。夏場はゲリラ豪雨による雷雨や熱中症のリスクが高まっていることから、航空機の運航支援などに従事するグランドハンドリング業務に従事する人たちを対象に職場環境の改善に取り組み、6月15日に国内線ターミナル1階の南側ランプサイドに共用の休憩室を新設。また、6月25日には、国際線の出発手荷物の仕分けやコンテナへの積載を行う共用ソーティングエリア3カ所にスポットクーラーを設置、その効力を高めるための扇風機を計20台ずつ配置した。
同社では「職場環境の改善をはじめとしたES向上に取り組むことで、空港で働くことへの魅力度を向上させ、スタッフの定着化、モチベーション向上につなげ、新たな人材確保や持続的な空港運営、さらなるサービスの向上につなげていきたい」と話している。

