２０３１年５月期での売上高１００億円を宣言　室町ケミカル

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週刊経済2025年7月23日発行号

ポータルサイトに掲載

医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル㈱（大牟田市新勝立町、青木淳一社長）は６月２３日、２０３１年５月期での売上高１００億円達成を目指し、売上高１００億円に向けた取り組みを実施する企業として「１００億宣言」を発表した。

「１００億宣言」は中小企業庁が推進するプロジェクトで、中小企業が飛躍的成長を遂げるために「売上高１００億円」という目標を目指し、実現に向けた取り組みを宣言するもの。宣言企業は、宣言取得による補助金・税制の活用に加え、宣言を行った成長を目指す経営者が地域・業種を超えてつながる経営者ネットワークへの参加、１００億企業成長ポータルへの掲載などが可能になる。同社では生産量拡大と製造過程の省力化や、医薬品・化学品業界のおける社会的課題の解決、新製品への研究開発を目標に設定。医薬品原薬生産ラインでの新たな生産方式による生産効率向上や、ライン増強による生産キャパの強化、新倉庫建設による省力化・コスト低減、新製品開発と新規受注による収益拡大を目指していく。

同社は１９４７年７月設立、資本金１億４３００万円。従業員数２３９人、売上高は６３億６９００万円（２４年５月期）。