NEWS

取締役4人に計1万3800株を交付 イフジ産業


週刊経済2025年7月16日発行号

譲渡制限付き株式報酬として自己株式処分

業務用液卵メーカーのイフジ産業㈱(糟屋郡粕屋町戸原東2丁目、藤井宗徳社長)は7月23日を期日に、取締役4人に計1万3800株を交付する。

譲渡制限付き株式報酬として自己株式を処分する。これは、同社取締役(社外取締役を除く)に企業価値の持続的な向上を図るインセンティブ付与と株主との価値共有を進めることを目的としたもので、6月26日開催の取締役会で決議した。取締役4人に対して計13800株を交付する。今回の処分額は1株1936円で、総額は2671万6800円。譲渡制限期間は2024年7月23日から75年7月22日まで。譲渡制限期間中に対象取締役が任期満了、死亡その他の正当な事由により退任した場合には、当該取締役の退任の直後の時点をもって本割当株式の全部について譲渡制限を解除する。

同社は1972年10月設立。資本金4億5500万円。従業員128人(臨時従業員除く、25年3月末時点)。25年3月期決算の連結売上高は255億5700万円。