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オーク材使用したキッチン収納棚の新商品 関家具


週刊経済2025年7月2日発行号

機能性と収納性が特徴

地場大手家具商社の㈱関家具(大川市幡保、春田秀樹社長)は5月28日、オーク材を使用したキッチン収納棚の新商品「シトラスⅡ」シリーズを発売した。

「シトラス」は同社のデザインチームによるインテリアブランド「クラッシュプロジェクト」の商品で、今回は既存商品から機能性や収納力を向上させてリニューアルした。オープンダイニングボード3サイズ(幅100㎝・120㎝・140㎝)と幅60㎝のオープンダスト、幅40㎝の開き戸収納2種類(右開き・左開き)の6製品をそろえ、カスタマイズ可能。オープンダイニングボードの上台収納はすべて引き戸になっており、開閉時に場所を取らないため省スペースに使用できるほか、棚板は高さに合わせて変更できる。全部で5杯の引き出しはフルオープン仕様かつソフトクロージング機能付きにより指をはさむ危険がない点も特徴。さらに、オープン収納下の引き出しを深型にしたことで飲料やキッチンペーパーなど高さのある日用品を収納できるようにし、引き出し上部に設置した棚には電磁調理器など低いものを収納可能。価格帯は9万9千円~28万6千円(税込み)。全国の取扱店や直営店、関家具ショールーム、公式オンラインストアで取り扱っている。

同社は1982年11月設立。資本金は1億円。従業員数は542人(グループ全体、24年6月時点)。