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九州支店をワンビル内に移転 東京の地主


週刊経済2025年7月2日発行号

九州内年間土地取得100億円以上に

東証プライム上場で事業用定期借地権を利用した不動産投資の地主㈱(東京都千代田区、西羅曜旦社長)は6月、九州支店(福岡市中央区天神1丁目)をワン・フクオカ・ビルディング(同)内に移転した。

2022年12月の支店開設以来、九州での実績を積み上げてきた同社では、今後九州内での開発を積極的に展開していくため、人員拡充と認知度向上を図っていく。フロア面積はシェアオフィス内の一室から200㎡に拡張。人員は現状6人だが、今後10人規模に拡大していく。同社では「社会インフラである土地の流動化を進め、地域経済の好循環に貢献したい。九州内だけで年間100億円以上の土地取得を目指す」と話している。

同社は2000年4月日本商業開発㈱として設立。22年に現社名に変更。資本金は64億6100万円。連結従業員数は114人。連結売上高は570億6800万円(24年12月期)。連結経常利益は82億6500万円。