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3月からAI相談サービス開始 SOTRY


週刊経済2025年3月12日発行号

月額6万円

システム開発を手掛ける㈲SOTRY(福岡市博多区博多駅中央街、斉藤建一社長)は3月1日、AIを使った相談サービスを開始した。

名称は「みんなのエージェント」。孫氏やフロイト、アドラーなど20人以上の哲学者や心理学者のAIエージェントにテキストで相談すると、それぞれの人の視点でアドバイスが返ってくる。ターゲットは、悩みを打ち明けにくい経営者や新入社員のフォローに悩む企業、在宅勤務によるコミュニケーション不足に課題を抱える企業。価格は月額6万6千円、初期設定費11万円(各税込)。心理カウンセラーと共同開発しており、今後は経営学、営業、法律、医療などテーマ別のプランも販売する予定だという。

斉藤社長は「現在、音声で相談できる人工アバターを開発中。企業の生産効率向上に貢献できれば」と話している。