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前月比0・08ポイント増の4・45% 三幸エステート福岡支店調べ


週刊経済2024年11月20日発行号

11月の福岡市ビル空室率

三幸エステート㈱福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、中村竜治支店長)によると、11月の福岡市ビル空室率は前月比0・08ポイント増の4・45%だった。
規模別では、大規模ビルが0・05ポイント減の3・37%、大型ビルは0・8ポイント増の4・61%、中型ビルは0・24ポイント減の6・16%、小型ビルが0・16ポイント減の6・61%。貸付面積に対する募集面積の割合を示す潜在空室率は0・09ポイント増の5・85%となった。
中村支店長は「博多駅周辺の品薄感が一段と強まっており、契約手続き中の募集床も多く空室率は今後さらに低下すると見込まれる。新たな募集床の待ちがある一方で、移転先の検討を博多駅周辺に加えて天神エリアまで広げるテナントも増加。今後も品薄感が解消する兆しはない」としている。
※大規模ビル=1フロア面積661㎡以上の物件、大型ビル=1フロア面積330~661㎡の物件、中型ビル=1フロア面積165~330㎡物件、小型ビル=1フロア面積66~165㎡の物件