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電動キックボードなどのシェアサービスを北九州市で開始 Luup


週刊経済2024年11月6日発行号

56台、毎日新聞と連携しマナー啓発

電動モビリティのシェアサービスを展開する㈱Luup(東京都千代田区、岡井大輝社長)は10月29日、北九州市で電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアサービスを開始した。
同社は2020年から「ラストワンマイル」のモビリティのシェアサービスを展開しており、東京・大阪・横浜・京都・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡などでサービスを手掛け、ポート数は1万カ所を超える。北九州市では、車輛数56台、ポートはソレイユホール、メディアドームなど小倉駅前を中心に17カ所を設置。同社が過去にサービスを提供開始してきたエリアの中でも最大規模という。ライド料金は、乗車時に基本料金50円と、時間料金が1分15円。
サービス開始に合わせ、㈱毎日新聞社と連携協定を締結。同市においてモビリティを活用する上でのマナー講習等の啓発を共同で実施していく方針を固めた。特に電動キックボードを利用する際のマナー、法整備に関しては全国的な議論を呼んでおり、メディアと連携して安全に配慮した利用を呼び掛けていく。