NEWS

  • 地域

9月、京都市に着物、帯の直営店出店  岡野    3店舗目


 博多織元の株式会社岡野(筑紫郡那珂川町、岡野博一社長)は、9月、京都市に直営店を出店する。直営店としては福岡、東京に続いて3店舗目。
 場所は同市四条河原町で、2階建て町屋風建物に入居する。店舗面積は46・2平方m。着物や帯を中心に、博多織などを用いたオリジナルアイテムを販売する。「日常的に着られる価格帯、デザインの着物や、ベルトと帯の中間のようなものなど洋服とも合わせられるファッションアイテムも提供していく」(岡野社長)という。客単価は2万円~5万円を想定しており、年間売上目標は約6000万円。スタッフは2人を予定している。岡野社長は「市場調査を目的としたアンテナショップとしての店舗展開だが、福岡・東京とも順調に推移している。東京は外国人や着物に目が肥えたお客さんが多く、京都でもそういった方の集客が見込めるのではないか。これを機に日常的なファッションとしての着物、帯などの商品開発に本格的に取組み、2011年のパリ進出への足がかりにしたい」と話している。同社は1897年創業、資本金は1000万円、従業員40人。