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遠隔監視サービスを一般企業へ展開 ニシム電子工業 月額2500円で


 九電グループの通信機器製造、システム開発運用のニシム電子工業株式会社(福岡市博多区美野島一丁目、大園繁治社長)は六月から、同グループの通信インフラを利用し、九州全域の一般企業向けに機器の遠隔監視業 務を本格展開する。
 従来、無線、有線の情報通信業務で、九電の発電送電設備を二十四時間遠隔監視するなどのサービスを手掛けてきたが、これを一般企業へ展開する。低価格に抑えるとともに、機器の運転状況や故障の通知だけでなく温度管理などのメニューを設け、小規模事業者や農業事業者にも利用しやすくした。基本メニューは、警報もしくは計測情報の収集、蓄積と、インターネット回線や携帯電話のパケット通信回線を使った配信、オプションで情報の分析なども行う。利用料は月額二千五百円から、発信用の端末を新設する場合は二十万円程度が必要。別途に、二十四時間三百六十五日の運転監視代行、保守修理サービスも追加メニューとしている。初年度売上高一千万円、五年後には四億円程度へと成長させる。今後は、動画送信機能を加え、ホームセキュリティや介護への展開を図る。
 同社は一九六三年十一月設立・創業、資本金三億円、従業員は約九百人、二〇〇二年三月期売上高は二百六十六億円。九州各県、大阪、東京に支店を置くほか、佐賀工場(佐賀県三田川町)で通信機器の製造を手掛ける。

2003.05.27 発行 週刊経済より