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西南学院大学に「早良区子どもプラザ」   福岡市こども未来局 今年夏をめどに開設


 福岡市こども未来局(大場美徳局長)は、今年夏をめどに福岡市早良区西新3丁目の西南学院大学(G・Wバークレー学長)構内に「早良区子どもプラザ」を開設する。
 場所は同大学本館Ⅱ1階。学外連携推進室事務室を改修して開設するもので、面積は約350平方メートル。乳幼児親子の遊び場、授乳・食事スペース、外遊び施設、事務室などで構成される。建物は市が無償で借り受け、管理運営を西南学院大に委託。同大学の知的資源を活用し、外国人乳幼児親子への対応や乳幼児の保護者を対象にした専門家による相談・講座なども開催する。開館時間は午前10時から午後4時まで。休館日は週1回・毎月定められた1日と年末年始としている。2月28日に、福岡市と同大学は協力協定を締結。子どもプラザの設置を含めた子育て支援や地域のまちづくり活動への支援について連携協力を行うことを確認している。
 福岡市では03年8月に「福岡市子どもプラザ構想」を策定。既存施設を活用した子育て支援施設の整備を進めてきたが、「早良区子どもプラザ」が開設されることで市内全区への整備が終了する。

 「ふくおか・子ども週間」の賛同企業・団体を募集

 また、こども未来局では、今年度の子育て事業としてスタートさせた“「い~な(1~7)」ふくおか・子ども週間”の賛同企業・団体を募集している。福岡市次世代育成支援推進協議会と共同で進める取り組み。毎月1日から7日を「い~な(1~7)ふくおか・子ども週間」と定め、定時退社の促進や、地域内での声かけや見守り、地域パトロールなどを実施し、社会全体で子どもや子育て家庭への支援活動を実施していく。
 大場美徳局長は「多くの企業・団体からの参加をいただき、活動の輪を広げ、子ども達を社会全体でバックアップする意識を盛り上げていきたい」と活動への意欲を見せている。