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派遣チャネル拡大で12%増収、17%増益へ  九州スタッフ    3月期決算、IT、流通、医療分野を強化


 人材派遣業・九州スタッフ株式会社(福岡市博多区博多駅南1丁目、大霜洋社長)の08年3月決算は、売上高が8億円の前年比12%増、経常利益が4000万円の同17%増で増収増益を見込んでいる。
 下期では、ITソリューション分野や流通サービス業への実績強化に加え、10月からは医療・福祉分野への派遣に特化した地場人材派遣業との提携で派遣チャネルを拡大。これに伴う新規開拓比率のアップと既存クライアントからのさらなる受注増が増収に大きく貢献する見込み。また利益面でも、増収基調に加え、人材の有効活用と採用・募集を効率的に取り組むことで増益を見込んでいる。大霜社長は「週、月ごとの緻密な事業戦略を立て、気を抜くことなく通期目標を達成させたい」と話している。