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来春、パイロット養成コースを開設  熊本市の崇城大学    九州の大学では初めて


 崇城大学(熊本市池田4丁目、中山峰男学長)は、来年4月、工学部宇宙航空システム工学科に「パイロット養成コース」を新設する。同コースの開設は九州の大学では初めての取り組みとなる。
 これは同大学が掲げる「社会ニーズに対応した総合大学」構想の一環として、航空業界における団塊の世代が勇退する「07年問題」を背景に、今後予想される航空各社のパイロット不足に対応するもの。「パイロット養成コース」は4年過程で、航空法規および各種航空力学、情報応用システム、専門英語、専門・機体実習などのカリキュラムを修得。3年次に自家用航空免許、4年次に事業用免許取得を目指す。定員は20人。同コースの開設で工学部宇宙航空システム工学科は、「航空整備士コース」に次いで2コース目となる。