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本社敷地内に博多織のギャラリー建設  西村織物    7月中旬開館


 博多織の製造・卸業の西村織物株式会社(筑紫野市紫7丁目、西村聡一郎社長)は、7月中旬、本社工場同所敷地内に博多織の資料・商品を展示するギャラリーをオープンする。
 一般顧客へ向けた博多織の啓蒙を目的に建設しているもの。場所は、西鉄大牟田線沿いの二日市東小学校北側で、ギャラリー名は「博多織献上館にしむら」。建物は鉄筋コンクリートの2階建てで、延べ床面積は363平方メートル。同社所蔵の明治・大正期の織物や福岡県重要文化財の鶴田喬昭氏提供の織物見本を計約10点、および現代博多織のサンプルなどを展示する。入場は無料で、営業日、営業時間は未定。
 同社では「博多織の展示だけではなく、茶道、華道などの和の文化活動の場としても利用してほしい」と話している。
 同社は1861年創業。資本金は3,600万円。従業員数は59人。