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新規取引先開拓で増収、経常増益  オーケー食品工業    通期は原材料アップで減益見込む


 業務用味付けあげ製造・販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、川崎幸夫社長)の2007年9月中間期決算は、売上高が45億1400万円で前年同期比3・5%増、経常利益が3億9700万円で同6・6%増の増収増益となった。
 売上高は、新規取引先の開拓が順調に進み、主力商品の「味付けあげ」の販売が好調で増収となった。営業利益は、大豆・食用油を中心に原材料の価格高騰が続き製造コストが上昇したため4億2200万円で同4・8%の減益となった。経常利益は、設備投資を一部下期に変更したことなどによる営業外費用が減少したため増益となった。中間純利益については、今期から役員退職慰労引当金を計上したことで、過年度分の1億4000万円を特別損失として計上した結果、1億2200万円で40・4%の減益となった。通期では、今後、原材料価格上昇によるさらなるコストアップが見込まれることから売上高は88億6000万円の同0・1%増、経常利益は7億円の同11・9%の減益を見込んでいる。