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夏物商材の不振などで増収減益に  ミスターマックス    新店舗出店などで売上高は7・2%増


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2008年3月期の連結中間決算は、売上高が499億1300万円で前年同期比7・2%増、経常利益が3億2900万円で同58・2%減の増収減益だった。また、単体でも売上高が487億8600万円で同7・7%増、経常利益が3億4900万円で同55・1%減の増収減益だった。
 今年度上期は、7月に東京都内初出店となる町田多摩境店(東京都町田市)と筑紫野店(福岡県筑紫野市)をオープンし、中核のディスカウントストアのチェーン化を進めたほか、昨年6月に開業した湘南藤沢ショッピングセンターの賃貸収入などが増収に寄与した。一方で梅雨明けの遅れから夏物商材の利益率が見込みを大幅に下回ったことや、新店舗出店に伴う販売費・一般管理費の増加により減益となった。
 通期では売上高が996億2000万円(同6・8%増)、経常利益が11億7000万円(同11・9%減)の増収減益、単体でも売上高が973億7000万円(同7・2%増)、経常利益11億9000万円(同10・1%減)の増収減益を見込んでいる。