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中洲5丁目の12階建オフィスビル運営を受託  オー・エイチ・アイ    完成は08年2月予定


 不動産仲介、管理、売買仲介業務の株式会社オー・エイチ・アイ(福岡市中央区天神4丁目、井川信治社長)は、このほど、外資系不動産ファンドが主体となり建設していた城山ホテル跡地(福岡市博多区中洲5丁目)の12階建てオフィスビルの運営を受託した。同ビル完成の08年2月までにテナント誘致する。
 ビルの名称は「AQUA HAKATA(アクア博多)」。敷地面積は約1,500平方メートル、延べ床面積は約1万3,000平方メートル、地上12建ての地下1階、地下1階の駐車場収容台数は約50台。ワンフロア最大で約940平方メートルの広さとなる。なお、現時点で11、12階にブライダル会場を手掛ける企業の出店が既に決定しているという。テナント賃料と共益費については1階~2階はともに未定、4階~10階までが、賃料が1坪あたり1万5,000円から、共益費が1坪あたり4,000円となる。同社ではオフィス機能に加え、飲食や物販、ブライダルを誘致、加えて貸会議室の運営も予定するなど、新形態のオフィスビルオペレーションを意識しており、2007年内に約30のテナント誘致を目指している。同社では「福岡では当ビルのような多機能性、快適性を充実させたオフィスビルはないと思う。今後は中洲地区のシンボル的な建物と認識されるよう、テナント誘致はもとより、イベントなどのオペレーションにも力を注ぎたい」と話している。