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LINEやAI活用した落とし物返却支援サービス 西日本鉄道


週刊経済2024年12月18日発行号

バス・電車・商業施設で

西日本鉄道㈱(以下西鉄、福岡市博多区博多駅前3丁目、林田浩一社長)は、㈱find(東京都中央区、⾼島彬代表取締役CEO)が提供するLINEやAIを活⽤した落とし物返却サポートサービス「落とし物クラウドfind」を来年1月9日から導⼊する。

⻄鉄ではバスや電⾞において年間18万件ほどの忘れ物の取り扱いがあり、利用者からの忘れ物に関する問い合わせは年間約6万件に上るという。忘れ物を管理する現⾏システムでは、保管場所への確認や照合に時間を要し利用者を待たせることが多く、顧客満⾜度における課題があった。同サービスの導⼊で、電話やメールのみならず、LINEでも気軽に落とし物の問い合わせが可能になる。また、落とし物の画像からAIが情報を収集することで、より正確で迅速な忘れ物の照合ができるようになり、返却までの時間短縮や返却率の向上、従業員の検索業務の負担軽減を実現する。