NEWS

57店出店し売上高は6・2%増の5059億円 コスモス薬品中間期


週刊経済2025年1月22日発行号

通期では初の1兆円超えへ

ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の2025年5月期の中間連結決算は、売上高が前年同期比6・2%増の5059億3600万円、経常利益が同25・5%増の217億7700万円で増収増益だった。

物価や生活コストの上昇で消費者の節約志向が高まる中、ローコストオペレーションの推進で価格競争力を高めつつ新規出店を強化。期中は関東地区に13店舗、中部地区に14店舗、関西地区に7店舗、中国・四国地区に8店舗、九州地区に15店舗の計57店舗を出店し1546店舗体制とするなどの出店効果で34期連続の増収となった。また利益面も自社競合による一時的な収益性の低下があったものの、増収基調に伴い営業利益は28・5%増の203億4400万円、純利益は24・5%増の144億2800万円でともに増益となった。

通期は売上高が1兆370億円(同7・5%増)、経常利益は344億円(同0・3%増)の増収増益を見込んでいる。