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25年5月期中間決算予想を上方修正 下関市の東武住販


週刊経済2025年1月15日発行号

売上高は40億1700万見込む

山口、福岡などで不動産事業を展開する㈱東武住販(下関市岬之町、荻野利浩社長)は1月6日、2025年5月期中間決算の業績予想の上方修正を発表した。

売上高は前回発表予想の35億円から14・8%増の40億1700万円、経常利益は1億3000万円から40%増の1億8200万円に上方修正。保有期間の長期化した自社不動産を積極的に売却したことから、自社不動産販売件数が当初より15件上回る230件まで伸長する見込み。加えて800万円未満の中古住宅売買にかかわる仲介手数料の規制緩和によって仲介手数料収入が増加したことで、売上高と経常利益ともに前期発表を上回る見込みとなっている。

通期業績予想については金利動向含めた経済環境が不透明のため、当初予想のまま据え置きとしている。