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16年上半期の外国人入国者数は44%増  九州運輸局    半期で過去最高を記録


 九州運輸局(福岡市博多区博多駅東2丁目、佐々木良局長)が9月9日に発表した16年上半期(1月~6月)の外国人入国者数は、前年同期比44・4%増の166万7883人で過去最高となった。
 熊本地震の影響で、4月、5月はクルーズ船以外の入国者数が前年を下回っていたが、クルーズ船は地震発生後もほぼ予定通り入港が続き、昨年を大きく上回った。6月のクルーズ船を含む入国者数は前年比30・2%増の28万9069人で、最大のシェアを占める韓国は前年比13・0%増の8万739人。地震発生後大幅に減少していたものの、ソウル-大分線、佐賀線の航空路線の再開や、韓国の旅行会社・航空会社各社が九州向け訪日旅行の格安商品を販売するなどの効果で増加した。
 中国は、地震の影響により5月に続き減少、同4・5%減となった。ただし、大部分が中国発と想定されるクルーズ船による入国者数は前年同月比61・6%と増加しており、クルーズ線を含めた前年同月比は50・9%増。台湾は高雄-熊本線の再開などにより上向きではあるものの、地震の影響で同0・7%減。香港は地震の影響もほとんどなく同16・6%増、タイは九州ツアー旅行商品の買い控えやコース変更などにより、前月に引き続き減少、同36・3%減となった。7月のクルーズ船を含まない入国者数(速報値)は同6・0%増の17万8470人で、6月に続き増加した。地震の影響は残るものの、韓国をはじめ旅行需要の回復も見られつつある。
 伊地知英己観光部長は、今後の見通しについて「クルーズ船の増加とともに地震の影響が緩和され、昨年を上回る数字が続くのでは」と話した。