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那珂川市のこども園2カ所に椅子を寄贈 大匠建設


週刊経済2025年4月23日発行号

計26脚

建築物設計、施工の㈱大匠建設(那珂川市恵子1丁目、井上真一社長)は3月31日、那珂川市のこども園2カ所に椅子を寄贈した。

寄贈先はもともと施工建設や造作工事などでゆかりのあった「福岡ピノキオこども園」(那珂川市恵子1丁目)と「南畑ピノキオ森のこども園」(那珂川市大字埋金)で、井上社長の孫や社員の子どもが通っていることも寄贈理由となった。椅子は自社工場で製作した2歳児用のもので、一園に13脚計26脚を贈呈した。パイン材と呼ばれるマツを加工した木材を用い、クマや車などのデザインは社員が手掛けた。

井上社長は「園でセレモニーを開いてもらい、お礼に子どもたちから歌を聴かせてもらった。子どもたちと当社の職人たちの笑顔が印象的で、仕事のやりがいにつなげられた。今後も社会貢献を続けていきたい」と話している。

同社は1995年2月設立。資本金3千万円。従業員数33人。