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譲渡制限付株式報酬として自己株式処分 FCホールディングス
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週刊経済2025年新春特別号
処分総額は3826万2717円
交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、栄徳洋平社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同、福島宏治社長)は11月13日、譲渡制限付株式報酬として自己株式処分した。
同社取締役(監査等委員である取締役を除く)に対する企業価値の持続的な向上を図るインセンティブ付与と株主との価値共有が狙い。子会社の㈱福山コンサルタント、㈱環境防災の取締役に対しても同様の制度を適用する。今回の自己株式処分では、「勤務継続型譲渡制限付株式」として、同社取締役(同)4人に1万827株、子会社取締役5人に8595株、「業績連動型譲渡制限付株式」として、同社取締役(同)4人に1万3061株、子会社取締役6人に1万1346株を割り当てた。処分価額は1株873円、総額は3826万2717円。譲渡制限期間は2024年11月13日から取締役退任日(取締役退任後に引き続き職員として常勤で勤務する場合には当該雇用契約終了日)まで。
同社は2017年1月設立(中核会社・福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。24年6月期売上高は85億2600万円。