NEWS

  • 地域

繰越工事増で売上2割増の210億9200万円  富士ピー・エス    経常利益3・8倍に


 プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の株式会社富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、菅野昇孝社長)の2014年3月期連結決算は売上高が前年比21・1%増の210億9200万円、経常利益が3・8倍の4億5400万円の増収増益だった。
 前期繰越工事が68億円増加したほか、上半期に土木、建築の受注が堅調に推移したことで増収。利益面では売上高の増加に加え、工事利益率が好転したことが増益につながった。当期純利益に関しては、同社が2010年に独占禁止法違反を受け、10年3月期と11年3月期に特別損失として引当計上した12億2200万円と、納付金8億2000万円の差額4億100万円を特別計上したことで、同8・3倍の8億2600万円だった。売上高の内訳は土木事業が16・9%増の138億3700万円、建築事業が31・1%増の70億1800万円、不動産賃貸事業が2・7%減の2億2900万円。
 受注高は土木事業で主力の橋梁工事が年初計画は達成したが、11・3%減の158億2500万円。建設事業はマンションと学校施設、住宅の耐震補強工事の営業を強化し、29・3%増の80億7000万円、不動産賃貸事業は2・7%減の2億2900万円だった。
 今期は、売上高が前年比8・6%増の229億円、経常利益が同27・4%減の3億3300万円、当期純利益は556%減の2億7000万円と増収減益を見込む。