県社福協、デンソー九州と連携協定　福岡県

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週刊経済2025年2月12日発行号

災害ボランティアセンターの運営支援で

福岡県（服部誠太郎知事）は１月３０日、福岡県社会福祉協議会（酒見俊夫会長）、㈱デンソー九州（北九州市八幡西区本城５丁目、内村洋一郎社長）と災害ボランティアセンターの運営支援で連携協定を交わした。

県は現在、災害時に災害ボランティアセンターがＮＰＯや企業など多様な主体と連携した地域協働型の運営ができる取り組みを進めていることから、協定の締結に至った。協定では災害発生時に災害ボランティアセンターの運営支援などが必要になった際、県社福協からの要請に基づき、㈱デンソー九州は市町村の社福協に災害ボランティアコーディネーターの派遣や車両の貸出、物品の提供、貸与などの支援を実施するもの。また、平時において、県と県社福協は㈱デンソー九州が行う災害ボランティアコーディネーターの養成に協力するという。県庁で開かれた締結式には、酒見会長、内村社長、服部知事がそろって出席。協定書に署名後、写真撮影などに臨み、連携協定の重要性や意気込みなどを述べた。