NEWS

特別支援学校へ職場体験実習の場を提供 ミスターマックス


週刊経済2025年1月29日発行号

福岡市立特別支援学校・清水高等学園と連携し

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックス(福岡市東区松田一丁目、平野能章社長)は、福岡市立特別支援学校・清水高等学園(同市南区清水1丁目、板谷芳隆校長)と連携し、職場体験実習に取り組んでいる。

企業としての社会貢献の一環で、職場体験実習を通じて、働くことによる社会貢献や働く意義などの勤労観を育む機会、さらにはジョブマッチングのための様々な経験を積む場所の提供を目的としたもの。清水高等学園の授業カリキュラムの一部として昨年10月から開始しており、週1回、1時間30分の頻度で実施している。主な実習内容は、商品の補充作業や売場の陳列整理、冷蔵商品の温度管理など。 実際に職場体験をした生徒は「もう一度やりたいと思うような好きな仕事を見つけることができた。働くことは大変だと思っていたけど、楽しそうと感じることができた」などの感想を述べている。

ミスターマックスでは、法定雇用率(2024年度:2・5%)を超える割合(3・25%:24年度実績)で障がい者雇用をしており、店舗や本部で勤務する従業員全員が『働きやすく、ここで働きたい』と思える環境の実現を目指している。「引き続き職場体験実習をすることで、生徒の働く力を醸成し進路決定に繋がる機会を提供したい」としている。