NEWS
東区多の津1丁目の物流センターを建て替え グリーンコープ生協ふくおか
Tag:
週刊経済2025年2月12日発行号
延べ床面積は5341㎡
グリーンコープ生活協同組合連合会(福岡市博多区博多駅前1丁目、日高容子会長)は2月10日、同市東区多の津1丁目の物流センター「多の津センター」をリニューアルした。
老朽化に伴う建物の更新や、温度管理、流通の効率化などを図るもの。場所は多の津IC南西側の旧多の津センター敷地内で、敷地面積は9140㎡。建物は2階建てで延べ床面積は5341㎡。同センターでは、カタログ「GREEN」に掲載している商品の中で、青果、常温品の製品化に向けて、生産者から野菜や果物などの生鮮食品を袋詰め、箱詰め、検品した後、各配送支部に輸送する。トラック待機場は5台駐車可能で、乗用車駐車場は137台。ノンフロンタイプの冷蔵庫を置き環境負荷の軽減を図るほか、出力54・4kWの太陽光パネルも設置し、同施設で使用する電力の約10%まかなえる見込み。今後太陽光設備の増設も検討している。同生協では「袋詰めなどセンター内の作業効率化を図ると同時に青果の品質維持にも努めたい」と話している。