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東光2丁目など市内2カ所にホテル建設 堀内電気


週刊経済2025年2月26日発行号

来春開業、インバウンド需要取り込む

太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は、来春完成を目指し同区東光2丁目、同市中央区渡辺通1丁目にそれぞれホテルを建設する。両施設合わせた投資額は約13億7千万円。

同社では今春に同市中央区地行3丁目に民泊施設2棟を完成させるなど、新規事業として参入する宿泊事業を新たな収益の柱と位置付けており、インバウンドを中心とした宿泊需要を取り込んでいく。

今回建設するホテルは、東光2丁目が6階建ての20室で2026年5月開業、渡辺通1丁目が7階建ての18室で同年3月開業を予定。いずれの施設も宿泊予約は全てネットからの受付けとし、施錠や開錠はスマホで完結できるようにするなど、完全無人対応システムの構築で業務効率化と宿泊客の利便性を高めるほか、中・長期滞在にも対応するため洗濯機やキッチンなども備える予定という。