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東京で発芽大豆フレークの販売を開始 上向き


週刊経済2025年3月19日発行号

スーパーを中心に

発芽大豆フレーク企画・販売の㈱上向き(福岡市中央区大名2丁目、白坂大作社長)は3月から、東京で発芽大豆フレーク「ソイクル」の小売販売を開始した。

これまでオンライン販売と九州エリアの一部スーパーのみでの取り扱いだったが、サミット、ヤオコー、イトーヨーカドー、ヨークマート、フジ、北野エース、ダイエーなど首都圏エリアのスーパーを中心に販路を拡大する。ソイクルは、2021年6月に販売を開始。1袋70g中、たんぱく質(38・5g)、食物繊維(6・7g)と栄養価が豊富な点などを特長としている。また、九州エリアのスーパーで販売してきた中で従来のパッケージに商品の内容が分かりにくいといった課題が見えたことから、「福岡市ソーシャルスタートアップ成長支援事業」に認定を受け福岡市ふるさと納税で集めた寄付を原資にパッケージを刷新。全国展開への先駆けとして首都圏エリアへのスーパーに提案した。

同社は2019年7月設立。資本金は350万円。