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本社隣に第2本社ビルを建設 正晃ホールディングス


週刊経済2025年2月26日発行号

総工費は約13億円、来年5月完成予定

総合試薬ディーラー最大手・正晃㈱を中核とする正晃ホールディングス㈱(福岡市東区松島3丁目、印正俊社長)は、本社隣に5階建ての第2本社ビルを建設する。総工費は約13億円。今年5月をめどに隣接する倉庫の解体工事に着手、終了後に新ビルの建設を始める。完成予定は来年5月。

企業規模の拡大に伴い現本社ビルが手狭になってきたのに加え、福岡物流センターの本格稼働(2019年)により、福岡第一・第二営業所のストック・ポイント(物流中継倉庫)として利用している本社隣の倉庫に余裕が出てきたことから建て替えるもの。延べ床面積は8032㎡。低層階は福岡第一・第二営業所の取扱商材を中心とした大型倉庫機能を備え、近くにある福岡物流センターと連携することで北部九州エリアでのストックポイントとしての活用も検討している。3~4階の事務所スペースには営業部門と総務・管理部門が移る。

さらに新ビル完成後には既存の本社ビルの改修にとりかかる。1階の福岡第二営業所の事務所スペースをリニューアルしてリフレッシュスペースと応接・商談スペースに一新。福利厚生エリアの充実とともにセキュリティ機能のアップを図る。