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岡山のドラッグストア・ザグザグを子会社化  ナチュラルHD    売上高約1760億円のグループへ


 株式会社ドラッグストアモリの持ち株会社、株式会社ナチュラルホールディングス(朝倉市一ツ木、森信社長)は2月17日付で岡山県を中心に中国・四国地方でドラッグストアを展開する株式会社ザグザグ(岡山市中区、藤井孝洋社長)の発行済株式総数の約61・07%を取得し、同社を子会社化した。
 ザグザグはドラッグストアモリ同様に全国ボランタリーチェーンの日本ドラッグチェーン会(株式会社ニッド)の主力加盟社。今回の子会社化でドラッグストアモリとザグザグの2社合計で店舗数は388店舗、売上高約1760億円のグループとなる。藤井社長はザグザグの取締役会長に就く。店名や雇用など独立経営を維持しつつ、経営ノウハウの融合でシナジー効果を発揮する狙い。
 ナチュラルHDは1985年11月設立。資本金1000万円。ドラッグストアモリは88年3月設立。資本金3000万円。従業員5054人。「ドラッグストアモリ」の屋号で九州、四国地方に展開し、店舗数は242店舗。2016年3月期の売上高は1146億円。
 ザグザグは1990年4月設立。資本金1億円。従業員2742人。「ザグザグ」の屋号で展開し店舗数146店舗。2016年8月期の売上高は615億円。