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山形県の介護施設運営会社から2事業所譲受 さわやか倶楽部


週刊経済2025年新春特別号

介護付きホームとグループホーム

東証スタンダード上場の㈱ウチヤマホールディングス子会社で介護、カラオケ、飲食、不動産事業を手掛ける㈱さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)は3月1日、山形県の介護施設2事業所を譲受する。

福島市で運営する介護付き老人ホーム「さわやかふくしまの里」との連携、相乗効果が見込めることから、事業承継先を探していた介護事業の㈱三友医療(山形県米沢市徳町、稲毛葉子社長)から介護付きホームとグループホームを譲り受けるもの。12月19日付の取締役会で事業譲渡契約を決議した。さわやか倶楽部が同県内で施設運営するのは初めてで、今回取得するのは、米沢市徳町の介護付きホームで定員48人の「サンメイトきらら」と、同県東置賜郡高畠町の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で定員18人の「グループホーム三友たかはた」。譲受価額は非公表で、今後屋号の変更なども検討する。さわやか倶楽部では「地域に根差した施設運営を実現し、山形、福島エリアでの事業拡大につなげたい」と話している。