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山岳遭難者発見に向けた新サービス  オーセンティックジャパン    5月1日


 無線機器の開発、販売を手掛けるオーセンティックジャパン株式会社(福岡市中央区荒戸1丁目、久我一総社長)は5月1日、同社の無線機器「ヒトココ」を活用した会員制の山岳遭難者捜索サービス「ココヘリ」を開始した。
 「ココヘリ」は、登山者が遭難した際の早期発見を目的とし迅速に次段階の警察や消防の救助・搬送につなげるための捜索サービス。会員が山岳遭難した際に、家族や知人が会員用のコールセンター(24時間受付)に捜索要請をした後、登山届に記入したヒトココIDや登山区域などの情報をもとにヘリコプターで上空から遭難者を捜索する。「ココヘリ」の入会金は3180円。ただしヒトココ端末を持っていたら無料。年会費は3942円。ヘリコプターの出動費用は1つの事案で3回まで無料。現在2社のヘリコプター運航会社との業務提携し、全国にヘリコプター7台を配備している。主要エリア(北海道・関東・中部・関西)にはヘリポートから1時間以内の駆けつけが可能。その他のエリア(東北・中国・四国。九州)も順次各地域の運航会社と提携して1時間内の駆けつけを目指す。久我社長は会員数の目標について「初年度で1万人、ゆくゆくは国内で30万人の会員を獲得したい」と話した。
 同社は2011年12月設立。資本金は100万円。従業員は7人。14年にGPSを使用しない無線機器として「ヒトココ」を発売。子機から発信された電波を親機がキャッチして子機までの距離や方向を示すことができ、さらに子機のIDが分かればどの親機からでも電波を探知できることから、高齢者徘徊の防止、登山者の山岳遭難時の捜索などに活用されている。