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小規模事業者向け資本性ローンを2社に適用  日本政策金融公庫福岡支店    九州で初の融資


 日本政策金融公庫福岡支店国民生活事業(福岡市博多区博多駅東3丁目、池隅剛志事業統轄)は10月7日、挑戦支援資本強化特例制度(通称・資本性ローン)を株式会社セルイノベーダー(同市東区箱崎6丁目、齊藤雅光社長)と株式会社ネクストシステム(同市南区井尻3丁目、藤田義生社長)に適用し、融資を実行したことを発表した。小規模事業向けでは九州で初の事例。
 資本性ローンは、創業や新規事業展開に取り組む中小、零細企業向けに財務体質の強化を図るため、資本性資金を供給するもの。同特例による債務は金融検査上、自己資金とみなすことができ、法的倒産手続きの際はほかの債務に劣後する特徴を持つ。同制度は2008年4月に中小企業事業で新設され、今年3月から国民生活事業での取り扱いを開始していた。
 セルイノベーダーは08年設立、実験計画の策定からデータ解析まで、遺伝子発現解析のトータルサービスを提供している。ネクストシステムは02年8月設立、ソフトウェアメーカーとして、医療系非接触操作システムなどの開発に注力している。
 同公庫では「自己資本強化による対外信用力の向上、期限一括償還による資金繰りの安定などの効果が期待できる同制度を活用し、革新的な技術やノウハウを持ち高い成長性が見込まれる企業を積極的にサポートしたい」と話している。