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大牟田市で系統用蓄電池事業を10月開始 NCSアールイーキャピタル
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週刊経済2025年2月12日発行号
九電みらいエナジーが運用
再エネ関連のNCSアールイーキャピタル㈱(東京都港区、新井貴社長)は大牟田市に系統用蓄電所を設置、10月から運転を開始する。蓄電所の運用は九州電力の子会社、九電みらいエナジー㈱(福岡市中央区、水町豊社長)が担当する。
名称はRED大牟田蓄電所で、九電みらいエナジーが運用する同市新港町の大牟田メガソーラー発電所内。NCSの100%子会社、リニューアブルエナジーデベロップメント合同会社が現地に開発する。蓄電池の出力は1999kW、容量は8226kWh(公称値)で、3月から工事を開始。九電みらいエナジーは、蓄電所で貯めた電気を卸電力市場、需給調整市場、容量市場に供給する。系統用蓄電池は、変動する再生可能エネルギーの発電量を調整するとともに、電力需給がひっ迫した際の供給力としての役割も期待でき、安定的な電力供給、出力制限による売電ロスの削減に貢献するという。