NEWS

売上高は8・9%減の358億3800万円 九州リースサービス


週刊経済2026年6月3日発行号

営業利益、経常利益は過去最高に

総合金融サービス展開の㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が358億3800万円(前年同期比8・9%減)、経常利益が60億800万円(7・6%増)の減収増益だったが、営業利益60億8300万円(7・6%増)と経常利益はいずれも過去最高益を更新した。単体では売上高が212億7000万円(3・5%増)、経常利益が22億1400万円(10・4%増)の増収増益だった。

売上高をセグメント別に見ると、リース・割賦事業は商業施設や再生可能エネルギーなど環境関連分野向けを中心に新規取扱高が堅調に推移した一方で、前期に計上したリース物件売却収入の影響により218億4400万円(8・4%減)に。ファイナンス事業は営業資産を積み上げ、資金調達コストや与信コストを上回る利息収入を計上できたことから26億4800万円(23・3%増)だった。不動産事業は賃貸不動産による安定的な賃料収入や販売不動産収入を計上したものの、前期計上の大口不動産の販売収入の一過性要因により95億7900万円(17・9%減)に。フィービジネス事業は4億8800万円(0・4%増)、環境ソリューション事業は売電収益が堅調に推移したことに加え、環境関連分野向けのエクイティ投資収益により12億4800万円(8・5%増)だった。

2027年3月期については同社の事業特性上、売上高は事業成果を適切に示す指標ではなく、業績指標として各段階利益を重視していることを踏まえて公表対象を営業利益以下の段階利益へ変更。営業利益が62億円(1・9%増)、経常利益が61億円(1・5%増)、当期純利益が42億円(6・9%増)を見込んでいる。