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売上高は6・2%減の66億2300万円 トラストHD中間期


週刊経済2025年2月26日発行号

経常は30・4%減の2億3700万円

駐車場、不動産事業などのトラストホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅南5丁目、山川修社長)の2025年6月期連結中間決算は、売上高が前年同四半期比6・2%減の66億2300万円、経常利益が30・4%減の2億3700万円で減収減益だった。

不動産事業において、久留米市で新築マンションが完成(44戸)。既完成物件の販売と合わせて54戸の引き渡しを実施したものの、前年同期比では35戸減だった。同事業では売上高が25・9%減の19億1469万4千円、営業利益が41・1%減の1億899万3千円となった点が影響した。利益面では、駐車場事業の機器リニューアル費用がかさんだほか、メディカルサービス事業における医療法人への営業貸付金について、貸倒引当金繰入額2869万8千円を販売費および一般管理費に計上しており減益となった。営業利益は25・7減の2億7700万円、中間純利益は38・5%減の1億1500万円。

通期予想に変更はなく、売上高が前期比2・2%増の140億円、営業利益が5・3%減の6億4千万円、経常利益が9・4%減の5億5千万円、当期純利益が3・4%増の3億5千万円で増収減益を見込んでいる。

同社は2013年7月設立。資本金4億2299万円。従業員759人(連結、24年6月末)。東証グロース、福証Qボード上場。