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売上高は50・8%増の11億6200万円 メディア総研中間期


週刊経済2025年3月26日発行号

通期の利益を上方修正

採用支援事業などのメディア総研㈱(福岡市中央区大名2丁目、田中浩二社長)の2025年7月期中間連結決算は、売上高が前年同期比50・8%増の11億6200万円、経常利益が同86・9%増の4億9500万円だった。

業種特化型の新イベントの企画、営業を進め取引規模の拡大を図ったほか、人材確保に課題を抱える優良中小企業の増加を背景に、新卒採用代行サービスの契約数を積み上げたことで増収となった。また利益面では、主力事業の「高専生のための合同会社説明会」をはじめとするイベントサービスにおいて、ニーズの高まりや物価の上昇を受けて販売単価の見直しを行うことで収益性を改善。営業利益は同87・4%増の4億9400万円、純利益は同94・6%増の3億3500万円だった。

これを受け、通期業績を上方修正しており、経常利益は当初予想の45・3%増(前年同期比52・2%増)の2億9500万円、営業利益は44・8%増(同53・4%増)の2億9100万円、純利益は77・3%増(同85・6%増)の1億9500万円を見込んでいる。売上高は期首予想通りの同33・6%増の15億4300万円。