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売上高は1・5%減の138億5500万円 梅の花中間期


週刊経済2025年新春特別号

通期は増収減益を予想

和食レストランなど飲食事業の㈱梅の花(久留米市天神町、鬼塚崇裕社長)の2025年4月期連結中間決算は、売上高が前年同期比1・5%減の138億5500万円で減収、経常損失は2億2300万円(前年同期は経常損失100万円)の赤字だった。

インバウンド需要増で外食、テイクアウト事業がけん引したが、前年の冷凍牡蠣製品などの大型受注がなく減収。利益面では、投資有価証券売却益5300万円を計上したものの、店舗改装や修繕のほか、原材料費の高騰や光熱費、人件費上昇などが減益につながった。営業損失は1億3300万円(前年同期は営業利益4300万円)、上半期純損失は1億6600万円(前年同期は上半期純利益2億8700万円)だった。

通期では、忘新年会やおせち歓送迎会などのイベントに伴い下半期に業績が偏重する傾向にあるため、売上高が前期比1・5%増の302億5000万円、経常利益が同1・6%減の7億2700万円、営業利益が同10・6%増の9億600万円、当期純利益は同58・8%減の4億2000万円を予想している。